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ポトフ
桜井 明
 
 

やがて灰になる人生・・・と思った時、ピアノの弾き語りをしようと思った。
商品番号 OTHC-10037
商品名 ポトフ/桜井明
通常価格 756円 (税込)
 
1 ポトフ
2 駅に着いたらむかえにゆくよ



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偶然と必然が重なり出来た奇跡の迷曲^_^ポトフを聴いてくれ!
 
25歳で結婚してその後子どもたちが生まれ、家族を養うことが、人生においての優先事項となり、サラリーマン生活を送っていました。
その間、それはそれで、子供の成長や、人とのつながり、又、仕事など、もちろん幸せだったのだと思います。
しかし50歳を過ぎて、このまま60〜70へと漠然と歳をとり、やがて灰になる人生、と思った時、また高校生や大学生だった頃取り組んでいた音楽をもう一度やってみたいと思い、新たにピアノの弾き語りをしようと思いました。
 
行きつけの時屋というお店のママさん(まちこさん)から高見はつみ先生を紹介していただき、新たな音楽活動が始まりました。
ピアノ弾き語りについてはバンドだと面倒なのと一人の方がマイペースでできる事、ギターの弾き語りは誰もがやっているので埋没してしまいそうなので、選びました。
ピアノも初めてだったので、出来るか否か不安でしたが、先生の超分かりにくい^_^指導で一応形になってきました。
その内、弾き語りライブで演奏させてくれる時屋さんではオールオリジナルライブというイベントがあり、しょうがないので!オリジナルを作り始めました。
ポトフを書いた頃は高見先生は亡くなられていました。
友達のライブを見に行く前に時屋のママが作ってくれたポトフを食べた時、あまりの美味しさに^_^この曲を書こうと思いました。
こういう時って不思議なもので詩もメロディーもあっという間に浮かぶものです。
ある程度出来たところで、よっ家という名店、迷店?^_^の芳子ママから紹介いただき、当時師事していた桃瀬茉利先生に聴いてもらったところ、いい曲だとお世辞かもしれませが褒めていただいたのでそれでのぼせてしまったのかもしれません。
桃瀬先生は3歳からピアノを弾いているヒーリングJazzの有名なプロでもちろんアルバムもたくさん出してますし、クリスハートのバックで弾いたりもしてるすごい人です。
そんな偉大な人から褒められ^_^自分としても良く出来たかなと思っていましたのでいずれ形に残したいなと漠然と考えていました。
 
ある日のライブで童家さんという夫婦でやっているユニットですごいセンスの方がオトノハコという音楽出版社でCDを作ったこと聞き、またその会社を紹介してくれました。
童家さんのCDは楽曲も素晴らしくまた、アレンジや音、パッケージなど非常に丁寧に作られていて他の自主製作CDを軽く凌駕する程のものでした。
いずれ僕もという思いが芽生えてきました。
ライブでポトフを弾き語りをしていたところ、割と女子(世間一般ではオバサン)に受けが良いので、もっとたくさんの人にも聴いてもらいたいと思うようになり、一念発起し平成30年7月25日オトノハコの笠原社長に電話をかけました。
その日は僕の56歳の誕生日でした。
何か区切りの様な日を設定した方が、行動を起こしやすいと思ったからです。
そして笠原社長と会いオトノハコのピアノでポトフ軽く歌い社長はスマホでそれを録音しその後、制作方法やスケジュールなどを提示してくれました。
そして制作は進み平成30年12月29日遂にそのCDは完成しました。
制作は意外に難しく、そもそも自身の演奏技術と歌の下手さに心は折れそうでしたが、素晴らしいアレンジや笠原社長やアレンジャーの寺尾さんのサポートもあり、作ることが出来ました。
自身の性格上、割と適当に考えてしまっていたのですが、自分以上に笠原社長や寺尾さんは楽曲について考え、アドバイスを下さり、真剣に取り組んでいただきました。曲を書いたのは僕かもしれませんが、この曲を作ってくれたのはオトノハコのお二人だと思います。
 
出来たCDはとても気に入っていて今は友達や知人に聞いてもらっています。皆いい曲だと一応言ってくれています。
僕の高校生からの友達の石崎君が時屋に連れて行ってくれたのはもう20年近く前のことだったような気がします。
そもそも石崎君に会わなければ時屋のママさんにも会ってないでしょうしポトフも食べてなかったでしょう。
またママからの紹介が無ければ高見先生から教わることも、その後よっ家でライブをすることも桃瀬先生から教わることもオトノハコの存在を知ることもなかったと思います。
この曲が出来る迄には出会いや偶然、必然が重なり何かに導かれてここまで来た奇跡だと自身では思っています。
 
出来る事ならこの曲がどういう形でも口コミで広がって、大学生の頃や20代の頃の友達でいつのまにか音信の途絶えしまった友達なんかにも届いて行けばいいなと思います。
僕は元気でやってると。
 
昔の人は亡くなる前に辞世の句を詠んだと言われますが、僕のCD制作も生と死の違いはあれど少し似た様な感覚なのかもしれません。自分的には平成のいや新しい元号年のプロレタリアソングを可愛く、悲しく書いたつもりの曲です。
 
そんなポトフを是非聴いて下さい。
桜井 明